音響カメラ Si2-LD は, ガス漏れや部分放電で発生する超音波を計測し, 発生箇所を 「 見える化 」 できる設備診断ツールです。


測定面に配置された124個の高性能超音波マイクロフォンによりエアリークや部分放電によって発生する超音波の大きさと位置を正確に把握し、中央の可視カメラで撮影した画像に発生個所を正確に表示することができます。

音響カメラ構造


機種ラインナップ

FLIR Si2-LD エアリーク検出モデル

FLIR Si2-PD 部分放電検出モデル

FLIR Si2-Pro エアリーク+部分放電検出モデル

ご相談窓口

エアリーク検出モデル製品特徴

検出能力が従来比10倍 0.0032ℓ/分※

検出性能を重視した設計により水素漏れの検出が可能。見落としていたエアリークも漏らさず検出します。
※Si124比, 測定距離2.5m時

片手で簡単操作

周波数調整、検出距離設定を自動化

FLIR独自のノイズキャンセリング機能で騒音の多い現場でも正確に検知

リークと騒音をカメラが識別し検査時間と精度が大幅に向上しています。

ノイズキャンセル


ノイズキャンセルなしの場合
リーク音とノイズが一緒に表示されてしまうため漏れ箇所の判別が困難です。

ノイズキャンセルありの場合
機械学習によりリーク音とノイズの識別を行います。
ディスプレイにはリークのみが表示されます。



エアー(空気)以外のガス検知が可能

圧縮エアーに加えて、工業で良く使われるガスのうち右の6種類のガスの検出もできます。

検出可能なガス


リアルタイムで漏れコストを表示

設備の稼働条件を反映したコスト、漏れ量をリアルタイムでカメラ上で確認できます。

漏れ場所表示
漏れコスト表示

クラウドソフトウェアによる簡単レポート作成

クラウドサービス FLIR Acoustic Camera Viewer

Si2で取得した画像をWi経由でクラウドに転送。
保存ファイルにアクセスし、簡単に検査結果のレポートが作成できます。

レポート作成機能
ご相談窓口

部分放電検出モデル製品特徴

騒音と放電音を自動で識別 騒音の多い現場でも正確に検知



最大200m離れた場所からでも部分放電を検知

FLIR Si2は、放電音を事前に学習させることで、騒音と部分放電を正確に識別することを実現。検出精度を飛躍的に向上させ、検出作業の生産性に貢献します。また、最大200m離れた場所からでも部分放電を検知することができます。

部分放電の検知


部分放電を検出後、カメラ上でAIが重大度を評価

FLIR独自技術のオンボード部分放電診断機能ではカメラに搭載されたAIが放電の種別と重大度のアセスメントを自動で行います。鉄塔に登ることなく診断ができるため、作業員の安全性が保たれる他、現場で判定を下せるため工数を削減することができます。

重大度の評価


クラウドソフトウェアによる簡単レポート作成

クラウドサービス FLIR Acoustic Camera Viewer

Si2で取得した画像をWi経由でクラウドに転送。
保存ファイルにアクセスし、簡単に検査結果のレポートが作成できます。

レポート作成機能

音響カメラご相談窓口 

当社では音響カメラに関するご質問や応用に関するご相談について、専門窓口をご用意しております。お気軽にご相談ください。

サーモグラフィ担当 工業製品事業部
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電話:03-5200-8116
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