

サーモグラフィ・放射温度計ソリューションのご紹介
高性能サーモグラフィ・放射温度計を活用したソリューションをご提案いたします。
固定型サーモカメラ
新機能
製品紹介
サーモカメラ仕様表
サーモグラフィコントローラ
システム構成例
サーモグラフィコントローラ VX-01の特徴
サーモグラフィアプリケーション
放射温度計
機能
製品紹介
放射温度計アプリケーション

固定型サーモカメラ (メーカー:TELEDYNE FLIR社)
当社はTELEDYNE FLIR社製品の正規代理店として、高性能なサーモカメラを幅広く取り揃えています。
固定型サーモカメラは生産ラインの品質管理、災害対策として、または研究開発用の温度検査装置としてご利用が可能です。
TELEDYNE FLIR社の最新サーモカメラは2種類のカメラコンフィグレーションで用途が広がります。
イメージストリーミング構成
製造工程で温度に関する問題を正確に識別するのに必要な機能を、産業に携わる関係者に提供します。外部画像処理装置と組み合わせることで、様々な温度検査のアプリケーションに対応したシステムの構築が出来ます。
また、メーカー提供の解析ソフトウェアをインストールしたPCと接続し、高度な温度解析を行うことが可能となります。
スマートセンサ構成
新規または既存のネットワークに容易に組み込みを可能にするエッジコンピューティング機能と産業分野向けIoT(IIoT)機能を組み合わせた最先端の熱画像を提供します。
カメラ本体で温度計測を行う機能を備えている為、外部機器を使用せずに、計測、判定、出力を行うことが可能です。

新機能
Wi-Fi通信(対応機種:A50/A70/A400/A500/A700)
この機能はオプションのWi-Fi module incl. を導入することで有効化されます。専用Web アプリを使用してスマホやPAD などのモバイル端末で設備の温度状態を監視する等の使い方が可能です。
可視カメラ搭載(対応機種:A50/A70/A400/A500/A700)
この機能はオプションのVisual Camera incl. MSXを導入することで有効化されます。同時タイミングで赤外線画像と可視画像を取得できます。
マクロモード(対応機種:A400/A500/A700)
この機能はオプションのMacro mode 50/100 μ m for 24°を導入することで有効化されます。
標準レンズのままで接写が可能となり、微細ワークの観察に有効です。

製品紹介
小型・高性能・低価格サーモグラフィカメラ FLIR A50 / A70
主な製品特徴
・小型・軽量: 107×67×57mm 520g
・高画素: 16万画素(A50) / 30万画素(A70)
・測定温度範囲: MAX 1000℃
・温度分解能: 35mK 以下
・温度精度: ±2℃
・保護構造: IP 66
・Wi-Fi 通信機能 ※有効にはオプション設定が必要です。
・可視カメラ機能 ※有効にはオプション設定が必要です。
高機能・高性能サーモグラフィカメラ FLIR A400 / A500 / A700
主な製品特徴
・±2℃の高い測定温度精度
・電動オートフォーカス標準
・クラス最高の解像度 640 × 480 (307,200 画素)※1
・温度測定範囲は最大2000℃ ※1
※1) A700 の場合
・Visual Camera 搭載 ※2
・Wi-Fi 通信 ※2
・マクロモード ※2
※2) オプション設定が必要

サーモカメラ仕様表



サーモグラフィコントローラ (旭日産業製)
眼では見えない生産ラインの温度変化を検査します。
当社サーモグラフィコントローラはサーモグラフィの新しい活用方法として、目に見えない温度の微妙な変化をキャッチし、以下の効果をご提供いたします。
・異常検査・・・通常とは異なる温度を発見し、トラブルになる前に警報を出しお知らせします。
・良否判定・・・良品の温度状態を設定し、範囲外の温度を不良と判断して選別します。
・連続温度データ収集・・・温度変化を多点で測定し、記録します。品質不良時のトレーサビリティに活用。
システム構成例

サーモグラフィコントローラ VX-01 の特徴
① 計測機能
サーモグラフィカメラからの測定データをモニタに画像化し、画面上で複数点の温度測定が可能です。
測定項目:最高温度、最低温度、平均温度、差分温度、面積計測
② 判定機能
温度閾値を設定し、異常温度を検知した場合、OK/NGの表示と外部にアラームを出力します。
③ 外部トリガ入力
トリガ入力で撮影タイミングを任意に設定できます。
可動している撮影対象でも最適なタイミングで撮影が可能です。
④ データ保存機能・解析
撮影した熱画像は外部のHDDやNASに保存できます。
保存データを再生して、過去の状態を振り返ることや、時系列の温度測定値をCSVに変換し、エクセル等を使用して、解析をすることが可能です。
⑤ 外部制御機器連携機能
各メーカーのPLCとEthernetケーブルで接続し、計測値の送信や、コントローラの制御が可能です。
⑥ カスタマイズ対応
基幹システムとの連携、アナログ出力などお客様のご要望に合わせてソフトウェアのカスタマイズに対応します。

サーモグラフィ検査システム アプリケーション
ダイカストマシン金型温度管理

熱間鍛造時のワーク温度監視およびチャックミス検出

焼き嵌め時の温度管理

高周波加熱時のワーク温度監視

バンパー成形(樹脂成型)温度監視

樹脂部品張り合わせ時の温度検査

FSW(摩擦攪拌接合)での温度検査

カレンダーロールのバンクコントロール

基板開発時の温度計測視

成膜工程での基板温度計測

段ボールケーサーのホットメルト塗布検査

ごみ処理場の発火予知


放射温度計
小型・高速応答・金属測定・鏡面測定などの従来困難な非接触温度測定を実現します。

豊富なバリエーション
250 パターン以上から選択可能なセミオーダータイプ。用途別モデル、豊富なバリエーションであらゆる現場に対応できます。
世界最高クラスの性能
0.0001 秒~の超高速応答、Φ 0.15mm からの微小スポットなど放射温度計において、世界最高クラスの性能をご提供致します。
カスタム対応
お客様のご要望に対し、波長帯の変更等のカスタム仕様の対応も可能です。汎用製品では難しかった案件でもご満足いただけます。
製品ラインナップ
F L H X シリーズ、F T K X シリーズ
金属測定に最適化されたベストセラーモデル。
耐熱1 5 0 ℃や悪環境にも対応。また窓越し測定もできるため設置場所を選びません。
T M H X -T シリーズ
従来難しいとされていた金属を50℃から測定可能にしたモデル。
レーザ加熱の影響を受けず正確な温度測定が可能なレーザ同光軸モデルもご用意。
T M H X - C シリーズ
超高速応答などの高機能モデルや、特定対象物の測定に特化した用途別モデル。
鏡面金属用、ガラス測定用、フィルム測定用、炎越し用などをご用意。

■ InSb (インジウムアンチモン) 素子採用で機能が大幅アップ
ダイレクト変換で超高速に測定
従来のサーモパイル素子は、赤外線をいったん熱に変換してから電気信号に変換するため、応答時間が制限されました。
TMHX シリーズはInSb(インジウムアンチモン)素子を採用することで、赤外線をそのまま電気信号にダイレクト変換。常温測定にて世界最速の応答時間を実現し、測定時間が大幅に短縮されました。
■ 同光軸LED 照準方式で位置合わせが簡単
放射温度計はワークの測定部分に測定範囲を合わせるため、センサヘッドから照準光を出し、温度測定範囲を示します。
その際、測定範囲をワークの測定部分に適切に合わせないと、温度指示値が低めになり正確に測定できません。
TMHX シリーズが採用している「同光軸LED 照準方式」は、温度測定範囲が目で見た状態に近いため、位置合わせが簡単にできます。

放射温度計 新製品
超高速放射温度計 TMHX-CHE シリーズ
従来のサーモパイル素子は、赤外線をいったん熱に変換してから電気信号に変換するため、応答時間が制限されましたが、TMHX シリーズはInSb(インジウムアンチモン)素子を採用することで、赤外線をそのまま電気信号にダイレクト変換。
常温測定にて世界最速の応答時間を実現し、測定時間が大幅に短縮されました。
主な仕様
・応答速度:0.1m S
・測定温度:0~500℃
・実行波長:2.0~6.8μm ※波長変更も可能です。
小型ヘッドのファイバー型放射温度計 FTKX シリーズ
赤外線受光素子とレンズ部分を分離し、ヘッドを小型化しています。
また、先端部分は電子部品がありませんので、温度耐性、ノイズ耐性に優れています。
センサヘッド・ファイバ・温度変換器がそれぞれ分離し、組み合わせによりお客様のニーズに合わせた測定が可能です。
組み合わせ約140種類のセミオーダータイプの放射温度計です。
・実行波長:2.0~6.8μm
※波長変更も可能です。

放射温度計 アプリケーション
単結晶シリコン育成時の温度管理
多結晶シリコンをるつぼで溶融する際の種付け後に回転引き上げする際の温度管理を行います。
ファイバー型放射温度計は、センサヘッド、温度変換機の組み合わせより、高温測定や石英ガラス越しの測定が可能です。